この儀式は、「自分が何者であるか」を思い出すための儀式です。
また、男性性と女性性のバランスを取り戻すための重要な儀式でもあります。
男性のエネルギーは、呼吸でいうと「吸」つまりtakeです。
女性のエネルギーは「呼」、つまりgiveです。
男性性という翼と、女性性という翼の両翼のバランスがとれていなければ、人類という鳥は飛ぶことができません。
これは祭壇です。曼荼羅のように全てバランスよく位置が定められています。

「女性」と「男性」をつなげてパイプをつくります。
「女性」(左手)はパイプストーンという石でできています。
子宮そして地球そのものをあらわしています。
「男性」(右手)はシーダの木でできています。
地球上で育つ木や植物をあらわしています。

これは、儀式のために育てられた煙草です。
大地に最初に育った植物のひとつです。
祈りのためにつかうもので、身体の中を清め、心を落ち着かせる働きがあります。
ここに集まってきている見えない精霊たちも、皆joinして煙草の煙を味わっています。

儀式につかう野生のセージの香りを順にたしかめる。
このセージを焚いた煙が天に立ち上ることで、願いが神様に早く届き、また神様の思いも早く私たちに届く。
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