JUMP COMICS DELUXE
<1巻 不死身の男>

収録話
「不死身の男」
平和だが、何の変化もない生活に飽きていた一人の男がいた。男はバーチャルリアリティのトリップムービーにより、自ら封印した記憶を取り戻す。彼こそが、銀河パトロールや海賊ギルドまで敵にまわしながらも、左腕に仕組まれたサイコガンひとつで宇宙を駆けめぐる、海賊コブラだったのだ。
<2巻 黄金の男>

収録話
「刺青の女」
背中にイレズミを持つ女ジェーンと出逢ったコブラ。なんと、彼女は大海賊キャプテン・ネルソンの3人の娘の一人だった。コブラは大海賊の財宝の謎を解くため、海賊ギルドの妨害もかわし、他の2人の娘も助け出した。イレズミに隠された財宝のありかは?そして隠された伝説の最終兵器とは?
「宇宙の大魔王」
コブラの宇宙船タートル号に、突然ベラミという女の子が飛び込んできた。なんと、彼女はタートル号よりも大きい大魔王ガルタンに追われていたのだ。サイコガンでも倒れない魔王に、コブラはどうたちむかうのか?
「黄金の男」
突然消えた宇宙船ビーナス号。それが事故ではなく、海賊におそわれたことに気づいたコブラ。しかし、相手はただの海賊でなない。ハンマーボルトジョーと呼ばれる、怪力の持ち主なのだ。レディまでも手玉にとる力にコブラはどう対抗するのか?
「サイコガンの秘密」
無敵と思われたサイコガンにも弱点があった。それに気づいた男、奴隷商人のジゴバはまずサイコガンのコピーを作ってコブラを襲わせる。しかし、窮地に立たされたコブラは、サイコガンの本当の使い方を思い出す。サイコガンは心で打つものだと。
「雷電の惑星」
太陽系の有名な美術品のほとんどがあつまっているといわれるルーン美術館。その塔は昼間はレーザーによる厳重な警備、夜は雷で覆われてしまう。昆虫人間ベガとたった2人で乗り込んだコブラ。恐竜ロボットの襲撃、途中で倒れたベガ、そして、追いつめられて最上階から飛び降りたコブラは?
<3巻 左腕の男>

収録話
「地底の客」
宇宙でも指折りの技術者で、タートル号の制作者でもあるジンゴロウじいさん。しかし、彼も海賊ギルドの刃にかかって帰らぬ人となっていた。さらに、その娘のユーコも連れ去られていた。なぜ海賊ギルドは、しょぼくれた鉱山しかないライフル星を狙っているのだろうか?
「ラグ・ボール」
久々に会ったドミニクに、麻薬密売ルートの調査をたのまれたコブラ。なんと、そのルートはベースボールとラグビーを会わせた、ラグ・ボールの競技場であるランド競技場だというのだ。コブラはラグ・ボールの選手として競技場に潜入したが、どうやって証拠を球場の外に持ち出すのか?
「二人の軍曹」
最前線であるキラ星。ドメル兵に対抗するため、雇われた外人部隊の生き残り達。そのなかにコブラもいた。戦域を脱出するため、彼らは行動を共にするが、仲間は一人ずつ死んでいく。だが、コブラは仲間の死に疑問を抱く。この中に裏切り者、ドメル兵がいる…。
「ロボットはいかが」
シドの市のロボット市場をふらっと立ち寄ったコブラ。気まぐれでポンコツロボットを買ってしまったが、そのロボットにはコブラさえも知る由のない深い使命があった。突然狂いはじめたロボット達。そう、すべてはコブラがそのロボットを買ってしまったことに起因していたのだ。
<4巻 妖星の男>

収録話
「死の商人」
待ち合わせの場所にレディーが来ない。何の連絡もない。自動車会社であるレオード社が事件に関係していることを知ったコブラは、超高層ビルに単身潜入する。だが、レオード社が自動車会社というのは表向きで、実は兵器を開発している会社だった。そして、社長の正体はなんと…。
「海底の墓標」
銀河パトロールのドミニクと休暇を楽しんでいたコブラは、海底に基地を持ち、船を襲う海賊ギルド、アイアンヘッドに襲われる。頭領を追いつめて、胸を打ち抜いたコブラだったが、敵は首だけになっても襲いかかってきた。首だけのサイボーグにコブラが用いた秘策とは?
「シドの女神(前編)」
重要な話があると言い残してドミニクがさらわれた。敵は海賊ギルド宇宙軍元帥サラマンダー。さすがのコブラでも、一人で相手にできる敵ではない。コブラは、以前共に戦った3人の仲間を集めるため旅立つ。愛する人を奪われた男の怒りが、平和の中に埋もれていた仲間をまた呼び戻した!
<5巻 伝説の男>

収録話
「シドの女神(後編)」
サラマンダーに近づくために、地下プロレスのレスラーになりかわったコブラ。サラマンダーが身をのりだした一瞬のチャンスをコブラは逃さない。すべては終わったかのように思えた。しかし、ドグが何者かに殺される。エルラド教とシドの女神、そしてサラマンダーの正体とは…?
「黒竜王」
竜の一族は、生まれるとすぐに背中にイレズミを入れられる。黒竜王にさからう者は、イレズミの竜に首を食いちぎられる。黒竜王は恐怖を自由にあやつる神。黒竜王に恐怖を吸い取られた者は、永遠に闇の中を彷徨い続けるという。コブラもまた、自らの左腕を奪った男の幻想に墜ちてしまう…。
「黒い弾丸」
600キロ以上のスピードで、獲物を逃がすことはない殺人鬼。走るものを憎み、被害者の数は200以上になっていた。それが「黒い弾丸」。コブラはパメラという女から、黒い弾丸を止めてくれと頼まれる。だが、黒い弾丸の瞳の奥には、悲しみの涙があることをコブラは知ったのだ…。
<6巻 砂塵の男>

収録話
「異次元レース」
惑星まるごと1コを賞品とした異次元レース。何者かの意思により、コブラは異次元をさまようことになってしまった。あるときは江戸時代のような所、またあるときは死刑囚の集まる辺境の星に飛ばされてしまう。すべての原因は、コブラに恨みを持つ一人の男が起こした事件だったのだが…。
「黄金とダイヤ」
ダスト惑星のコンドル砦から大量の純金とダイヤが輸送されることを知ったコブラ。だが、禁猟区で警備隊に逮捕されてしまう。牢のなかで出会った肩にアルマジロを乗せている不気味な男がこの作戦の協力者、人形使いのマリオだった。奪われた宝を2人は取り戻すことができるのか?
<7巻 逆賊の男>

収録話
「黄金の扉」
宇宙をさまよう無人の惑星であるガロン星。だが、以前は古代ガロン人があやつる巨大な宇宙船だったのだ。ガロンの女王シバは、どこかにある黄金卿をさがしている途中で死んでしまった。だが、何者かがガロン星の推進機を動かしたのだ。ガロン星と太陽との衝突は時間の問題、防げるかコブラ?
「神の瞳」
コブラのサイコガンにひびがはいった。もうひとたびサイコガンを打ってしまえば分解してしまう。謎の宝石「神の瞳」を求めつつ、新たなサイコガンをもとめ日本へ向かうコブラ。だが、コブラは愛する女ゆう子のため、争いの元凶サイコガンを自ら捨てる。だが、再びサイコガンはコブラを呼ぶ!
<8巻 鋼鉄の男>

収録話
「マンドラド」
マンドラド。花が人の顔に似ていることから、人面草ともよばれる。悪趣味な花だが、花の口の中、歯はダイヤでできている。シークレットを人質に取られたコブラは、マンドラドの種子をとりに、危険な親木のなかに潜入する。が、マンドラドが花を咲かすには、何者かに寄生する必要があった…。
「さまよえる美女の伝説」
昔の仲間、ジョニーから連絡を受けたコブラ。だが、ジョニーは何者かに殺されていた。ジョニーのことを調べているコブラも命をねらわれる。コブラは考古学を専攻している学生エリスとともに、海底に眠る美女を発見する。彼女たちは古代に生けにえにされ、財宝を身にまとって海の底を…。
「『カゲロウ山』登り」
その山が存在する。そう信じている者だけに存在する、幻の山「カゲロウ山」。山頂を求め最初は9人だった仲間が次々と死んでいく。山の存在を信じられずに…。そして、その死の影には裏切り者の気配が。最後まで生き残ったのは、山頂に求めるものがあると信じていた奴と知っていた奴だった。
「六人の勇士(前編)」
宿敵コブラを倒すため、暗黒神に魂を売り渡したクリスタルボーイは、海賊ギルドをまとめ、全宇宙の征服を宣言する。またコブラは光明神から6人の勇士をあつめるよう告げられる。そして愛する人を奪われたゴクウ、愛を知り人間になれたホーク、電気使いのミスティの3人の勇士と出会う。
<9巻 迷宮の男>

収録話
「六人の勇士(後編)」
ギルドをつぶす目的のため、ドブスン船長を仲間にしたコブラ。さいごの勇士は、なんと火炎林に封印されたレディだった。そのことを知ったボーイはレディの命を狙う。ボーイの重戦艦さえをも貫くコブラのサイコガン。コブラとボーイの因縁の対決。二人は過去においても宿敵だったのである。
「地獄の十字軍(前編)」
コブラの胸に悪魔の弾丸が打ち込まれた。あと90日あまりの間にパスワードを入力しなければ、待っているのは確実な死。だが、パスワードを知っているのは、その弾を打ち込んだ者のみ。そいつを身つけだすために、外人部隊「地獄の十字軍」に入隊するが…。
<10巻 標的の男>

収録話
「地獄の十字軍(後編)」
アイアン・ブル軍曹の指揮下におかれたコブラ。かれの首にかかった賞金目当てに向かってくる刺客たち。さらに、さまよえる首だけの種族「メデゥサ」が十字軍に襲いかかる。コブラは戦友の力をかりて、忌まわしき弾丸を取り除く。そして、地獄の十字軍の真の目的をしることになる…。