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		 土曜日の深夜、NTVで「ブラックワイドショー 第三惑星放送協会」というマニアな番組がある。 
		  ここでは北朝鮮の「律動体操」(セクシーなくねくね体操で、女性バージョンや子供バージョンなど、何種類かのお手本ビデオがある)を毎週のように放映していてなかなか眼が離せない。 
		  へんな情報満載のこの番組で、最近放映したMTVが「ぱとちゃんの歌」 
		  これは仙台南警察署の防犯ソングということで、ローカルで大ヒットしているのだそうだ。 
		  (仙台南警察署防犯ソング http://www.police.pref.miyagi.jp/minami/song/song.html) 
		  「ぱと、ぱと、ぱとかぁのぱとちゃんはぁー」という、ちょっとアナクロなメロディーラインは、1度聞いたらなぜか病みつきになってしまうあやしい魅力がある。 
		  さすが、第三惑星。眼のつけどころが違う。 
		警察がオリジナル・ソングを作るからには、よほど音楽好きの県民性なのかもしれない。 
		  お膝元のベガルタ(サッカー・チーム?)の応援すら、音楽バリエーションがあって、ちゃんと歌詞を覚えないといけないらしいし、 
		  (http://sendai.cool.ne.jp/vegalta1/vegasong.html) 
		  そして、たぶん、民間でのヒット曲候補といえば、「ウィリー佐々木の牛タン音頭」(http://www.asahi-net.or.jp/~nr9k-ssk/)ではないかしら。 
		  仙台の牛タンも音頭になって、さらに知名度アップ!? 
		  このほか、仙台には仙台エスペラント会(http://plaza22.mbn.or.jp/~gthmhk/ses.html)や、主婦のブラスバンド「ぴよぴよ隊」(http://www.rak2.jp/town/user/mama_brass/)など、第三惑星もびっくりのディープな音楽界が展開しているように見受けられる。 
		仙台といえばさとう宗幸さんの「青葉城恋歌」が有名だが、仙台駅では発車ベルの代わりに「青葉城恋歌」が流れるらしい。 
		  しかも、2000年に開通した仙台ー石巻をつなぐ仙石線(せんせきせん、と読む)は、アレンジが違うらしい。 
		  それをMidiで聞けるのがこちら↓ 
		  http://www62.tok2.com/home/roman/senseki/senseki.html 
		話変わって、ある日のこと、W-SOHO(http://www.w-soho.net)東北支部メーリングリストで「ゴミの分別」が話題になった。 
		  そして、「仙台ではゴミ分別推進のために、ワケルくんというキャラクターがいて、歌が大ヒットしている」という情報。 
		  ネットで調べてみると、確かに「ワケルくん」のサイトがあり、ワケルくんバンドは歌も公開している! 
		  しかも、れっきとした自治体オフィシャルサイトだ。 
		  (ワケルくんの歌 http://www.city.sendai.jp/kankyou/resaikuru/wakerukun/song/index.html) 
		  サイトでは、ワケルくんのCFも見れるということで、私は思わずReal Playerをダウンロードしてしまった。 
		  仙台周辺では、音楽はもちろんのこと、ワケルくんのキャラクター・グッズも人気で、キャラ・ショップもあるという。 
		話はとぶが、NTVのサイトの目次で「第三惑星放送協会」を探そうとしても見つからない。 
		  番組のタイトルは「ブラックワイドショー」なので、検索は「ハ」行である。 
		  しかも、番組ホームページはロクなコンテンツがないので、かなりがっかりすること請け合いである。 
		  というか、サイトにはアップできなようなものばかり放映している番組だからしょうがないか。 
		  そんな番組だからこそ、今後ぜひ、ぱとちゃん以外の曲も番組内で紹介してもらいたいものだ。 
		  北朝鮮「律動運動」と同じレベルで流行する仙台ミュージック・シーンというのも、なかなかオツかもしれない。 
		ところで、社内で上記の曲を聴きたいと思ったら、まず、スピーカーの音量をチェックすること。 
		  いきなり大音量となると、かなり恥ずかしい思いをすること間違いなし。 
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