家にいるとつい、反射的にテレビをつけてしまうのだけれど、今（２月１０日午後６時）、非常に不気味な番組を発見してしまって、どうしようか悩んでいる。

今年イッツコムと名称を改めた東急ケーブルテレビジョンの旅番組。
スキンヘッド（つまりオールハゲ）のオヤジと、素人レポーターみたいな女性が、伊豆・下田あたりの温泉をレポートしているのだが、なんと、ふたりでいっしょに温泉に入ってしまうのである！
オヤジははげてはいるものの、実はそれほど年をとってはいないかもしれないが、どう見たって４０半ばゆうに越えてると思う。
女性のほうは３２くらい？
ある意味、さばさばとしていて、ひとりずつだったら好感が持てるほうかもしれない。
でも、なんだか気持ち悪い。

水泳パンツ１枚のオヤジと、バスタオルを巻いたねーちゃんが、肩を並べて入る檜風呂。
なんで広いところ、そんなにくっついて入る必要あるんだ？
オヤジの頭に浮き出した血管が、なんだかとってもイヤラシイ。

「オレ、へんなトコが痛くなっちゃったよー」
「えーっ、へんなトコってどこですかー？」

なんだ、この会話？
しかも、一緒に入った温泉のお湯を手ですくって飲むオンナ・・・
うげっ。
自分が入ってるだけで飲む気なんかにはならないと思うが、隣りに男が入ってるっている湯を飲むなんて。
アンタたち、ナニモノ？

「遠藤さん」というのがどうやら禿オヤジの名前だということがわかったが、番組を見て２０分たった今、ふたりの関係はわからず。
あいかわらず、近からず遠からずの関係で番組は進行している。
ねーちゃんがコンパニオンみたいな水っぽい美女じゃないところがあやしい。
やけになれなれしくて自然体なオヤジもあやしい。
どの温泉に行ってもふたりで肩寄せて入っているのがあやしい。
オンナはタオルを巻いたまま、お風呂を乗り越えてオヤジのもとに行ったりして、エロエロじゃないだけにあやしさプンプン。

なんなのー、この番組は？

と見ている間に終ってしまったではないか。

クレジットが出ているが、「企画協力　ヒーリング・ストーンズ」とあるのがオヤジのこと？
うううう。気持ち悪いっ。
こんな番組、いったいどういう魂胆でＯＫしたんだか、気がしれないぞー。
ちなみに「男女同権」とか叫ぶ女性たちは、こういうシーン見ても抵抗ないのかしらん。
せっかくの伊豆、せっかくの温泉なのに！
非常にもって後味の悪いのは私だけ？

だれか、なんとか言ってくれーっ！