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		 検索エンジンでなにげなく「伊藤淳子」と入れて検索してみたら、600件近くヒットした。 
		「目立つのって最高にダサイと思う」と、ある研究所のボスであるKさんと話していたところだった。 
		  「本当にカッコイイのって、裏方だと思うんですよ」と私。 
		  「それって伊藤さんの美学だよね。たとえば、アーティストになるよりプロデューサーのほうがかっこいいと思うんでしょ?」 
		  「そうそう。舞台裏から客席を見てるほうがいいの」 
		でも実際は表舞台に立ってしまっている。 
		  そんな自分は成り上がりっぽくて、かっこ悪いなあと思っているけれど、まあ、しょうがない。 
		  そういうと、Kさんは「まあ、しょうがないっていうのがO型なんだよな」と笑った。 
		  Kさんも「デリケートな」O型なんだそうだ。 
		ところで、ヒットした「伊藤淳子」のなかには、アタリマエだけれど、同姓同名の赤の他人のサイトもあった。 
		  昔、秋田大学かどこかの大学院にいる「伊藤淳子」さんを発見して、メールを出したことがあるが、お返事は来なかった。 
		  今回は、新潟とか、名古屋とか、福岡とか、千葉とかに、「伊藤淳子」さんがいるということがわかった。 
		  なかには書籍を出している伊藤淳子さんや、ダンサーの伊藤淳子さん、双子を生んだ経験を書いている伊藤淳子さんもいて、なんだか自分の分身がいるような気持ちになって、不思議な気分だった。 
		  それらの伊藤淳子さんたちも、検索エンジンでヒットした私のサイトを見て、「他人とは思えないわー」なんて思っているんだろうか。 
		願わくば、「コイツと同姓同名なんて、許せないわ!」なんて思われてないように。 
		それにしても、我ながら不細工な写真が多いのもイヤだわ〜。 
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