***  あの超能力者たちも総結集!?  ***
('04年1月27日)

世の中には不思議なことがたくさんあって、なんでもかんでもいっしょくたにしてしまって「オカルト」というジャンルにしちゃっうわけだけれど、「霊」と「超常現象」は厳密には違う。夜中にベッドサイドに立っている人も、鎧を着ていれば地縛霊だし、メタリックスーツなら宇宙人かもしれず、霊には祟られるが、宇宙人ならさらって実験されちゃうのである。

DiscoveryChannnelを観ていたら、MITの学生たちが真剣に「ミステリー・サークル」を「科学的に」実証しようという番組をやっていた。(ミステリー・サークルとは、ある日突然、幾何学模様に稲が倒されてしまう現象で、イギリスに多く出現するらしい)
超常現象もUFOも「まったく信じない」学生たちが、いろいろな機械を開発して原因究明に迫るのだけれど、結局のところ、真実はまだわかっていない。

その昔SONYにも「エスパー研究会」というのがあった。
当時は「スプーン曲げ」が流行っていて、K少年とか、ユリ・ゲラーなどがテレビによく登場していたが、そうした超能力者の能力を分析しようという、MITもびっくりのプロジェクトだった。
エスパー研が主宰するパーティーに行くと、スプーン曲げはもちろんのこと、「触るだけで元気になる」気功や、
「観るだけで健康になる踊り」を踊る人や、「UFOを呼べる人」など、かなりあやしげな人も含めて、日本中のエスパーが終結していた。

そんなエスパーブームを思い出させてくれたのが『ENCOUNTER エンカウンター −遭遇―』(木の花さくや著 新潮社 1・2巻各505円税別 購入はこちら )というコミック。
「木の花さくや」という作者は、原作家・漫画家のユニット名だが、中野にある彼らのオフィスには「偵察用UFO」がよく出没するらしい。
(そもそも彼らのオフィス周辺には「霊」も多いと、私はふんでいるんだけれど・・・)
UFO番組の名プロデューサー矢追純一氏をはじめ、往年の有名超能力者とのコラボレーション対談のおまけも楽しい。



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